2011年04月04日

カリタとメリタとハリオ

新しいカリタのカタログを見てると
ポップでカラフルな商品が増えたなと気がつきます。

これはハリオの商品ラインナップの影響が大きいんだろうなと思います。

元々珈琲器具メーカーとしては日本ではカリタとメリタが二大ブランドでした。
それにコーヒーメーカーの分野には象印やタイガーなどの家電メーカー、
ドリッパーやサーバーなどはコーノや中小の器具メーカーが加わるという構図でした。
※ドリッパーに関してコーノの円すい型は二大メーカーに並ぶ逸品でした。

ガラス製品メーカーのハリオもサーバーを市場に出してはいましたが
おそらくシェアとしては小さかったのではないかと思います。

そんななか、コーノの持つ円すい型器具の特許期限が切れるというタイミングで
ハリオが本格的に珈琲業界に進出してきました。
映画館のスクリーンでの予告編やテレビ、雑誌などで女優・紺野美沙子さんが
CMしてたのを覚えてる人もいるのではないかと思いますがあの時期です。


ー閑話休題ー


さてカリタにしろメリタにしろ、以前のカタログに載ってる珈琲器具は
シルバーや黒、濃い木目などの色使いが多く重厚感があってどちらかというと
「拘りのオトコの道具」的な印象は否めませんでした。
イメージとしては本格的アウトドアキャンパーが使ってるような感じでしょうか・・。

そこに明るくポップな色使いのハリオが出てきたわけです。
もちろんオーソドックスな黒色などの製品もありますが、
ハリオの色使いとイメージ戦略が生み出したのか、それともそういう流れに
タイミングよくハリオが乗っかったのか、「家カフェ」などという言葉もできるなど
カフェに行くのも良いけど、家でのんびりカフェ気分を楽しもう・・な風潮が
ハリオの製品とマッチして次々と新しい展開をみせました。


当然ながら主な購買層は女性です。
本格指向ではなくハードルを低くしてとっかかり易くし、
視覚から訴えていくという戦略だったのかな・・・と。

ともかくハリオが珈琲業界において一定の地位を築いた事は間違いありません。


・・・といった流れが根底にあるのかななどと勝手に思ったりしています。


両方のカタログを見比べてみるとちょいちょい気がつく事があってオモシロいです。

カリタとメリタとハリオ



メリタは最近扱いがないのでカタログも見てないので今回はなんとも・・。



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